本当に辛い私の後鼻漏ストーリー※発症から自分で治そうと決意するまで
後鼻漏をお探しでこのページにたどり着いた方には分かってもらえると思いますが、後鼻漏は本当に辛いです。。
何が辛いかというと、後鼻漏の症状である「鼻水が喉に落ちてくる事」まずコレ自体が非常に気持ち悪いです。
それと、喉に落ちて来た鼻水が、まるで痰が絡んでいるかのように喉に残る事。これも気持ち悪いです。
そして、特にそんな症状を感じたままで外出なんかすると、喉が気になるというレベルではなく、本当に吐き気を感じるレベルで喉に違和感が生じる事です。
また、これほどまでに辛い症状があるわりには、原因もはっきりしない、治し方もよくわからない、医者に行っても「気のせいです」と言われたり、投げやりに抗生物質が処方されるだけでおしまいにされてしまう、という手の施し用の無さ、対処方法の不透明感に困っている人は少なくないはずです。
私はこの後鼻漏の症状で非常に辛い体験をしたため、なんとか改善方法を見つけようとしてこの1年間色々と試して来ました。
その結果、最終的には抗生物質を処方するだけの投げやりな耳鼻科をアテにせず、自分で体当たりで試して来た改善方法が功を奏し、後鼻漏をほぼ完治する事に成功しました。
まずは、私が後鼻漏を患い、辛い経験を経て、絶対に後鼻漏を治してやると決心するまでの経緯と、その途中で耳鼻科で投げやりな対応をされて絶望するまでの体験をご覧ください。
目次
私の後鼻漏ストーリー
私が最初に違和感を感じたのはノドでした。
私が最初にノドの違和感に気がついたのは、2013年の8月ごろでした。
毎晩、寝る前にテレビを見ながら350mlのビールを1缶だけ飲むのが私の楽しみだったのですが、2013年の8月ごろから、どうも途中で気持ち悪くて飲めなくなってきました。
気持ち悪いと言っても、胃腸ではなく、なぜか違和感はノドだったんです。
最初は、つまみで食べた山芋にアレルギーでもあってノドが腫れてるんじゃないか?
とか
胃の調子が悪くて、気持ち悪いからノドに違和感を感じてるんじゃないか?
なんていう風に考えていたのですが、今まで無かった症状だったので少々恐くなりました。
もしかして、ノドに何か出来てるんじゃないか?とか、そっちの方を疑っていましたね。
こんな感じで最初はお酒を飲んだ時だけノドの違和感を感じていたので、それが後鼻漏による症状だとは気付いていませんでした。
それもそのはず、この頃は鼻水がノドに落ちて来ているという感覚は分かりませんでした。
きっとあまり感覚として分からないレベルで鼻水がノドに貯まっていき、それが違和感を感じると気持ち悪くなっていたんだと思います。
特にお酒を飲むと後鼻漏の症状が強く出て、ノドに違和感が出ていたのです。
後になって分かったのですが、私の後鼻漏は
気温の差がある空間を移動した時、例えば、冬に寒い外から暖房のかかった部屋に入る時やお風呂に入る時
それと、お酒を飲んだ時に、症状が強く出る特徴があったのです。
ノドの違和感は梅核気?
この頃、鼻水とノドの違和感に関連性を感じていなかったため、このノドの違和感は軽くネットで調べたところ、
「梅核気」
というものではないか、と考えていました。
ノドの症状が先に出ていたのでこうして勘違いするのも仕方なかったかなと思います。
梅核気に効く漢方薬があるという事で、私は半夏厚朴湯を近所の薬局で買って、飲んでいました。
この症状は梅核気ではなかったので、当然、全然効きませんでしたけどね。
2013年の冬になって
2013年の冬を迎えて、風邪を引いた訳ではないのですが、鼻水が出始めた時がありました。
この時、始めて鼻水がノドに落ちて来る違和感に気がつきました。
風邪を引いた訳ではなかったので、気温の変化により透明な鼻水が出るという状態だったのですが、去年までは鼻水は当然鼻から出ていたので鼻をかむ必要があったのですが、この年はなぜか鼻水が鼻から出ないで、ノドの方に全部落ちてくるようになってしまいました。。
鼻をかむ必要は無くなったのですが、なぜ全部ノドに落ちてくるんだ!?
と強烈な違和感を始めて感じたのです。
これは本当に辛かったです。
この頃には完全に後鼻漏の症状がわかるようになっていて
とにかく鼻水が鼻とノドの間に溜まる感覚が気持ち悪く、しょっちゅう鼻うがいをしていました。
鼻うがいが昔から得意だったので、このころは外出して家に帰ったらすぐ違和感を取り除くために鼻うがいをするようになっていました。
そのうち外出先でも違和感に耐えられなくなり、例えば実家であればコップと塩を借りて鼻うがいができるのですが、そうじゃない外出先、ライブを見に行った時などは鼻うがい用のボトルを持ち歩いて、トイレで度々鼻うがいをするというような対処法を取っていました。
この時は、鼻うがいで対処すれば一時的に後鼻漏の症状がラクになっていたので、鼻うがいをする以外に、ほかに何か積極的な対処法を取る事についてあまり考えてはいなかったのですが・・・
後鼻漏との戦いを決意した夜
このライブを見に行った時に、私はとても辛い体験をしました。
大学時代の友達と待ち合わせての東京ドームでのライブ観戦だったのですが、旧友が集まれば当然とりあえず一杯呑みますかっていう雰囲気になります。
お酒を飲むと後鼻漏の症状が強く出るのは分かっていたのですが、一応簡易的な鼻うがいのボトルを持って来てるし、大丈夫かな・・・
と思ってみんなと一緒に乾杯しました。
というのは、私を含めお酒が好きな中間が集まった席で、言ってもなかなか伝わらないであろう後鼻漏というわけの分からない症状を理由にその場の空気を壊したくなかったからです。
ライブ前に1杯のビールを飲むと、案の定、後鼻漏の症状は酷くなってしましました。
鼻水がどんどんノドに落ちて来て、ライブが始まる頃にはもう気持ち悪くてしょうがない。ていうかすでに吐きそうな違和感を抱える状態になってしまっていました。。
私は鼻うがいをするために何度かトイレに行きましたが、ライブでは人気の無い曲でトイレが混んで行列ができてしまうので、あえて人気の曲の時にトイレに駆け込み、鼻うがいをして、また席に戻り・・というのをくりかえしました。
でも指定の席に戻ったときの客どうしの密着感がすでに気持ち悪くて耐えられない状態になっていたのと、狭い席の間を何度もトイレに出たり戻ったりするのがまわりの方に申し訳なくなり、3回目のトイレからは自分の席に戻らず、会場の出入り口の脇のスペースが開いているのを見つけて、1人ひっそりとライブをみていました。
トイレに行ったきり戻らない私の行動を見て、さすがに友人たちも「あいつ一体どうしたんだ?」という印象を持たせてしまいました。
ライブが終わった後には居酒屋に行って呑みながらいろいろと語り合うのがこの集まりの通例でしたが、私は「ちょっと体調悪いから・・」という事で不参加。そして、誰も調子悪そうな私を引き止める者はいませんでした。
それからというもの、多分、あいつはもうお酒が呑めない体だから誘うのは悪いなと思われたのでしょうか、以来ライブのお誘いは来てませんね。。。
そして、帰りの電車がまた難関でした。
後鼻漏の症状で吐きそうなので、満員電車の密着感がとにかくダメだったので、ライブ帰りの客が減る時間帯まで電車を見送り、特急の出ている駅からは迷わず特急券で帰りました。
この頃は、まだ後鼻漏が原因なのか、梅核気が原因なのか分からない状況だったので、特急で帰る途中に私は必死で「梅核気 ツボ」で検索し、出て来たツボを押してなんとか吐き気に耐えながら帰りました。
その時はツボが効いている気がしたのですが、今となって考えると完全にプラシーボ効果ですよね。。
そんな無駄な努力をしながら、なんとか帰り着きましたが、最後の数駅はもう電車に乗っているのは無理、このままだと間違いなく電車の中で吐いてしまうと判断し、歩いて帰りました。梅核気のツボを押しながら・・・
人生の中でこんなに惨めな想いをしたことはありませんでした。
旧友との再開を楽しみにしていたライブ参加でこんな惨めな想いをするのはなぜなんだろう?・・・それは間違いなく後鼻漏のせいに他なりません。
私はこの夜、後鼻漏と徹底的に戦う事を心に誓いました。
とりあえず耳鼻科に行ってみた
次の日には耳鼻科に行きました。
近所で通える所でなるべく評判のいい所をネットで探して、2駅となりの耳鼻科に行ってみました。
耳鼻科では濡れたガーゼが先に付いた長い棒を鼻の奥の方、ノドに届きそうな所まで差し込まれ、めちゃめちゃ痛かったです。
その後、同じ奥の場所を吸引する機械で吸引してもらい、ネブライザーで吸入をして治療は終わりでした。
先生に今までにこう言う時にこういう症状がありました。
こういうところが困ってます。などなど、ありったけの情報をぶつけました。
耳鼻科の先生曰く、
この症状は副鼻腔炎というものである事。
その結果鼻水がノドに落ちて来ている事(後鼻漏)
抗生物質で治るかもしれ無い事。
というのを教えてもらいました。
初回はとりあえずこれで様子を見てほしい。という事で抗生物質を処方されました。
正直、この時は「やった!病名が判明した。これで治るぞ!」
と喜びましたね。
副鼻腔炎という病名が分かっているんであれば、あとはそれに合った薬を飲んでいれば当然治るだろうと思ってましたから。。
そんな期待を胸に、この耳鼻科には数回通いましたが、耳鼻科の先生がこの症状に対して言う事は同じでした。
鼻にガーゼを突っ込まれてネブライザーをやると、確かにその日は一日中調子が良く、
処方された抗生物質を飲むと、こちらも調子が良くなるので、しばらくの間、耳鼻科に通い続けていました。
しかし抗生物質を飲むのをやめると、また全盛期と同じように後鼻漏の症状が復活するのです。
出された薬は当然飲みきっていましたが。。
耳鼻科がサジを投げた!?
そんな調子で耳鼻科に通い続け、抗生物質が切れると降り出しに戻る事を伝えると、先生がかなり投げやりにこう言ったのです。
「多分、暖かくなれば治るよ。どうしても気になるなら冬の無い土地にでも引越したら?いや、マジで。」
この発言に絶望しましたし、なによりアタマにきましたね。
急いでいたのか、もうこれ以上薬の効かない私の相手をしたくなかったのか知りませんが、こんな投げやりな言い方も酷いですし、辛い想いをしている患者の気持ちなどまったく考えていない発言に心底怒りを覚えました。
多分この先生は後鼻漏に苦しんだ事もなかったのかも知れませんが、とてもじゃありませんが、親身になって答えるという姿勢では無かった事は確かです。
この時点で、その後、私の取るべき道は、とにかく、もう二度とこの耳鼻科には来ない事。
まずこれだけは確かでした。
それかたら、別の耳鼻科を探してまた当たり外れに賭けるのか、
もしくは自分で治し方を探すのかというのが問題でした。
ですが、耳鼻科でとても嫌な想いをした私に、別の耳鼻科を試すという考えはあまり良いものには思えませんでした。
なので自然と、自分で後鼻漏の治し方を探すという方向でその日から行動を起こしていました。
これはもう自分でなんとかするしかない
評判の耳鼻科に行っったのに、こんな酷い目に遭ってしまった。そんな状況だったので、これはもう自分でなんとかするしかないと考えるのは自然な事でした。
私はもう一度、スタート地点に戻り、本格的に情報収集からはじめる事にしました。
それまで、自己流の鼻うがいでなんとか凌げていたので、後鼻漏に関してあまり積極的な情報収集をしていませんでしたが、じっくり腰を据えて検索エンジンと向き合ってみると、後鼻漏で苦しんでいる人は本当に沢山居ますし、私と同じように耳鼻科でサジを投げられた人も沢山いる事が分かってきました。
漢方薬の情報もありましたし、強い注射で治ったという話もありました。
しかし掲示板等を見ていて感じたのは、後鼻漏にはこれといった決定的な治し方がなく、また原因も人それぞれという事でした。
その時点で私がやるべき事は、これらの散らばった情報をまとめあげて、自分でひとつひとつ体当たりで試していくしかありませんでした。
私は4年間、後鼻漏で苦しみましたが、昨年末、完治しました、私の経験は、(原因が違うかもしれないので)当てはまらないかもですが、よければお知らせしたいです。このコメント欄には、おさまらないので、ご連絡をおまちしています。
わかります。後鼻漏はほんとうにつらい
息がしづらいし、咳も出る
昨年の10月妊娠5ヶ月の時に風邪とアレルギーから後鼻漏を発症しました。
出産したら治るものだと信じて耐えてきましたが産後の今も治っていません。
鍼灸で最悪の状態からは脱している状態です。
細霧吸入器やハナクリーンαでの鼻うがい、耳鼻科でのとうやくやネブライザーといろいろ試しましたがこうかはあまり感じられません。
こちらで紹介されている鼻うがいを試してみようと思うのですがミサトールを上咽頭に溜めておく要領でブクブクしてみる感じですか?
アズノールうがい液のほかにハチアズレでも大丈夫でしょうか?
なおママさん、コメントありがとうございます。
ただでさえ大変な妊娠中に後鼻漏が始まるとは、さぞお辛かったでしょう・・
やはり鍼灸にも効果があるのですね。
また、ミサトールというのも初めて知りました。
貴重な情報をありがとうございますm(_ _)m
https://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n390606
このページによるとミサトールの鼻うがいを寝転がって行う事で上咽頭に長時間滞留させるという方法を取られているようでした。
寝転がって鼻うがいという発想はありませんでしたが、私がブクブクしているのも同じ目的ですね。
さて、ハチアズレというのも初めて聞いたのですが、このページによるとアズノールと同じアズレンスルホン酸ナトリウムのようです。
http://kusuri-jouhou.com/medi/obesity/azulene.html
なので、同じように試してみても大丈夫かと思います。
ただ、私はハチアズレを試したわけではないので、念のため1滴の濃度から試してみた方がいいかもしれません。